中央に深さのあるスープボウルを使用し、重ねることで高さの違いを演出し、素材そのものの異なる赤のグラデーションの面白さを表現します。最後にミントの葉を一枚添えることで、全体の焦点を際立たせ、色彩で食材の美味しさを引き立てます。
材料：ロブスター、トマト、パプリカ、セロリ、玉ねぎ、ニンニク、オリーブオイルなど
作り方：トマト、パプリカ、セロリ、玉ねぎ、ニンニク、オリーブオイルをミキサーに入れて液状にし、濾し器でスープを濾します。トマトを角切りにし、茹でたロブスターの殻をむいて、盛り付けに使用します。
シーン1：色彩と構図のグラデーションの積み重ね
盛り付け
①円形の型をスープ皿の中央に置き、適切な高さまでトマトの角切りを詰め、型を外します。
②殻をむいたエビを一尾ピンセットでつかみ、トマトタワーの上に置きます。その上にもう一尾を同じ向きで重ねて乗せます。
③最後に、鮮やかな緑色のミントの葉を飾り、彩りを添えます。
④冷製スープをトマトタワーの周りに慎重に注ぎ、スープの高さはトマトの半分ほどにし、一部のトマトがスープの上に浮かぶようにします。小さな島のように浮かぶ効果を演出し、最後にスープの表面にオリーブオイルを一周回しかけます。
盛り付けのコツ：トマトの角切りを型に詰める際、スプーンで少し押し固めて固定すると、エビを乗せたり冷製スープを注ぐときに崩れにくくなります。
シーン2：エビが花のように並ぶ演出
広めのスープ皿を選び、食材を自由に配置できるようにします。三尾のエビが向かい合わせに並び、まるで咲き始めた花のようにスープの表面に浮かび、みずみずしい姿を見せます。
盛り付け
①スプーンでトマトの角切りを一口分すくい、スープ皿の中央に小山のように積み重ねます。
②濾した冷製スープを皿の縁からゆっくり注ぎ、トマトの角切りの山の半分くらいの高さまで入れます。
③殻を取った3尾のクルマエビを内側が中心に向くように配置し、エビがスープから半分ほど顔を出し、花が咲いたような形にします。
④最後に、トマトの角切りの上に少量のクルトンとイタリアンパセリを置き、冷製スープの上に少量のオリーブオイルを垂らしてスープに輝きを与えます。
盛り付けのコツ：作りたての新鮮な冷製スープには少し泡が立つことがありますので、スープを注ぐときに軽く揺らして、泡が入らないように気を付けます。
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